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作者:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

ラブコメするなら異世界で!〜お前ら、現実世界だけがラブコメできると思うなよ!〜

拝啓、お父さんお母さん。 お元気ですか? 前世で不運な事故で死んでしまった俺のことを想って泣いてくれているでしょうか? 享年十七歳。死ぬには若すぎる年齢で死んでしまった俺は、お父さんお母さん達を悲しませてしまったでしょう。 ですが、安心してください。 俺は元気です。 どういった理由かは分かりませんが、俺はどうやら異世界に転移してしまったらしく、五体満足、欲求不満、わんぱく小僧として何とか生きています。 初めは右も左も分からず、よく分からない魔獣と命懸けの鬼ごっこをしていましたが、今では『祝愛の魔女』と呼ばれる超絶美少女に拾われて平和に暮らしています。 もう一度余生を過ごさせてもらっている身、文句はありません。 ただ、一点……どうしてもな未練があります。 それは── 「彼女がほしいっす、師匠」 「君は急に何を言っているんだ……」 そう、彼女です。 俺、水原凪斗十七歳童貞。親の遺伝子と親が与えてくれた環境のせいなのか、生まれてこの方彼女ができたことがありません。 悲しいかな、このままでは水原家は俺で終わってしまいます。 それ以前に、普通に彼女がほしいです。 ですが、安心してください。 いくらお父さんのぶっさいくな遺伝子を受け継いでいたとしても、今の俺がいるのは異世界──つまり、創作の中でみるようなファンタジー溢れるフィクションのような世界。 ならば、フィクションで見かけるラブコメもできるはず! ラブコメをしていれば、ゆくゆくは彼女もできるはず! だって、ラブコメは全てハッピーエンドで終わるんですから! ……とまぁ、俺はそんな野望という名の未練を抱いておりますわけで、今も毎日ラブコメできるように勤しんでおります。 ただ……どうしてか、師匠以外のヒロイン級の美少女は、その……あれなんです、キャラが濃いんです。 まぁ、出会ったキャラが濃ゆいヒロインですが、本当に仲良くやってます。 ごほんっ! とりあえず、近況報告はこれぐらいにして──── お父さん、お母さん。 ラブコメするなら異世界で! それを、陰ながら見守っていただければと思います。

更新:2021/2/15

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

八大貴族とアルカナゲーム~天才賭博師の少年は学園で愚者になり、貴族の娘を手に入れるようです~

賭博が合法化した現代に、一人の少年の存在が界隈で有名になった。 歳は15、東洋出身で特有の黒髪をした少年。その才覚は界隈を驚かせ、数多くのカジノでその才能を見せびらかしたという。 そんな少年————海原夜月(うなばら よつき)には子供の頃にちっぽけな約束を交わしていた。 『俺は、必ず大きくなって————お前と結婚してみせる』 『はい……待っています、夜月』 相手は同い年の女の子。 小さな頃に知り合い、互いに惹かれ合って交わした約束。 だが、その約束は現実を見れば叶わぬものであった。 少女は『世界八大貴族』と呼ばれる、貴族の娘。 世界に影響を及ぼすほどの発言力、財力を持ち、雲の上の存在であり文字通りの『格』が違う存在。 そんな存在の娘と結ばれるなど、一般人には不可能。 だけど、夜月は諦めない————金を集め、少女と並び立つ存在になる為に。 その為に、少年は賭博をしていた。 そして気づけば、一企業を買い占めれる程の資金を集めていたのだが、残念ながらそれでも並び立つには全く足りない。 そんな時、保護者の男にある提案をされる———— 「なぁ……都市学園に通う気はないか?」 都市学園————そこは、世界各国の御曹司や令嬢が集められ、優秀な若者として世に排出する為の機関。 そこではクラスごとに与えられた『アルカナ』を奪い合う事によって才覚を伸ばしていく教育システムが導入されている。 『アルカナ』の存在は大きい。 それを所持しているだけで、将来は約束される。 そして、『アルカナ』を集めると、あの『八大貴族』と同じ格にまでなれるという。 更に、その学園にはかつて約束を交わした少女も在籍していて———— 少年は、学園に入学し過去の約束を叶える為に全てのアルカナを集める。 ————本格派頭脳戦ラブコメディ、ここに開幕。 「さぁ、賭博を始めよう———テーブルに賭けるのは、そのアルカナただ一つだ」

更新:2021/1/31

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

Q.ラブコメは付き合ったらお終いですか? A.終わらせちゃうんですか?

編集界隈、そこではライトノベルジャンルの一つに対してこんな言葉がある。 『ラブコメは付き合ったらお終いである』 高校一年でライトノベル作家としてデビューし、残念なことに打ち切りになってしまった東堂弥生は、担当編集にその言葉を教えられた。 昨今ラブコメがブームを迎えている頃、「ラブコメに挑戦してみませんか?」という編集からの言葉で弥生はラブコメに挑戦するも、企画書の段階でまたしてもボツを言い渡されてしまう。 そして、オリジナリティを求めようとした時、担当編集編集にこう言われた—―― 「では、次は『付き合ってから』のラブコメを書いてみましょう」 だが、弥生は『付き合うまで』のラブコメが強く意識として根付いており、『付き合ってからのラブコメ』が想像できなかった。 そんな時、弥生の彼女である睦月がその話を聞いて—―― 「何言ってるんですか先輩っ! 付き合ってからの恋愛の方が一番楽しいに決まっているじゃないですか!」 そして、弥生は睦月と共に『付き合ってから』のラブコメをすることに──── これは、一つの作品を作る高校生作家が小悪魔系な彼女と『イチャイチャ』して作品を作り上げていく物語である―――― 「不法侵入に伴って、野生のポリスメンがっ!」 「待ってください先輩っ! 可愛い可愛い彼女を警察に突き出すつもりですか!?」 ※これはあくまでフィクションです

更新:2021/4/25

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

普段はお淑やかで清楚な彼女、俺の家でしか甘えてくれない〜が、学校でも『甘えたい』って思ってしまったら……その、春斗に甘えますっ〜

「ふふっ、おはようございます。春斗さん」 「………おう、おはようさん」 才色兼備。 そんな言葉が当てはまる女の子がいる。 愛嬌を醸し出すような可愛らしい顔立ちに小柄な体躯。 腰まで伸ばしたブロンドの髪を靡かせながら佇むその姿は、お淑やかしか感じない。 学園では誰にでも優しく聖母のような笑みを浮かべる彼女は人気者だった。 だけど、放課後になれば――― 「春斗っ! ぎゅーってしてほしいです!」 「おい、学校との差が酷すぎる」 これ見よがしに甘えてくる。 人気者の彼女と春斗は恋人同士ではあるが、彼女は家でしか甘えてこない。 春斗は思った―――学校でも甘えてほしい、と。 彼女ですというアピールをして、堂々と学園生活を送りたい。 だから、春斗は少女に「甘えて来いよ」提案した。 そして、少女は—―― 「春斗は学校で私に「甘えたい」って思わせてください。それで私が学校でも「春斗に甘えたい」って思ったら私の負けです。どうです? いい勝負だと思わないですか?」 甘えてほしいと思う少年と、甘えたくないと思う少女。 そんな二人の、甘々イチャラブコメディ――― 「俺は学校でも甘えてきてほしいんだよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」 「は、恥ずかしいですからやっ! です!」

更新:2021/7/14

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

異世界の魔王と勇者、転生してひとつ屋根の下で一緒に暮らしています

 ごく普通の高校生、黒崎楓には前世の記憶がある。  こことは違う場所。数多の同胞を率いて人間族と敵対していた存在————魔王としての記憶が。  つまるところ、彼は転生者なのである。  魔族のトップに立つ存在『魔王』。そんな魔王が転生した存在こそ黒崎楓である。  そんな少年が高校一年生だったある日。  親が海外赴任でロシアに行くことを告げられる。  そして、取引先の一人娘を留学ついでに一緒に住まわせて欲しいと言われてしまう始末。 「ふざけんなよマイマザー?」  といっても、覆ることなくその少女が我が家にやって来た。  サラリとした銀髪が腰まである美少女。愛くるしい顔や、明るい雰囲気は天使を連想させてしまった。  しかし、そんな彼女の顔はどこか見たことのある顔だと思ってしまう。 「は、初めまして————」  緊張して言葉がおぼつかない少女。  そんな少女が顔を上げ、俺の顔を見て固まったかと思いきや———— 「まぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおぉぉぉぉぉぉぉぉうっ!!!」 「あ、お前は勇者か」  そんな出会いから始まった彼達は、一年経った現在でも二人でひとつ屋根の下で暮らしている。 「クロちゃんの作る料理って美味しいね!」 「ん、ありがとな」  始めはいろいろな想いもあったものの、今ではこうして仲良く暮らしていた。   敵同士のはずなのに、魔王と勇者は平和な日常を謳歌している。  そして、やがて異世界の仲間だった者達も現れ———    そんな魔王と勇者が送るドタバタ日常ラブコメディー!どうかご覧あれ!

更新:2020/8/17

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

アパートの部屋を借りたら、天使な女子高生が家で迎えてくれるようになった。俺は、この少女を預かる事になった。

 高校卒業してすぐ就職をした橘新太(たちばな あらた)は、20歳の時に上京した。  特に理由もなく、軽い気持ちに都会に足を踏み入れ、実家から離れて一人暮らしをする事にした。 「ただいまー」  一人暮らしをしている新太が玄関を開けても、返ってくる声はない。 「……行ってきます」  仕事に行く時も、帰る時も、誰も見送ったり迎えたりはしない。  それが、寂しく思う。その寂しさを、新太は毎日感じてしまっていた。  ────新太の家は職場から1時間半の距離にあり、通勤時間に悩まされていた。 「そろそろ本腰入れて引っ越さないとなぁ……」  ある日、自宅からの通勤時間に悩んでいた新太は引越しを考えた。  ────そして、そう考えたその日。  新太は仕事付き合いのある家主の家に訪問した。  その家主は、いつも新太を可愛がってもらっている家主で、職場から近いアパートを所有しており大事な高校生の娘がいる。 「橘さん、どうぞ上がってください!」  珍しい金髪を靡かせた少女。その容姿は整っており、まるで天使を連想させる。  新太と家主の娘との関係性は薄い。出会う事も少なく、訪問する度に少し話すような関係。だけど、こうして訪問する度に笑顔で出迎えてくれるのが、新太にとって嬉しい事だった。  そして、今回の訪問で家主が引っ越す事を知ってしまった新太。  寂しいと思う気持ちもあったが、1番気になったのは『高校生である娘さんはどうするのか?』という疑問だった。  だけど──── 「ねぇ、橘くん? 確か、橘くんって新しいお部屋探してたわよね?」 「えぇ、そろそろ本格的に探そうと思っています……」 「じゃあ、うちの部屋を借りてくれないかしら? あと、娘も預かってくれたら嬉しいわ」  そんな一言から始まったお話。  大人になりきれない男が、天使のような女子高生を預かり、一緒に暮らして小さな幸せを互いに作っていく物語。

更新:2021/1/22

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

ゲームは少年が好かれるためにあるものです

 東條葵(とうじょう あおい)はごく普通の少年である。  平凡な家庭に平凡な人生。中学三年になっても、ただ地元の高校に通う予定であった。  しかし、そんな少年には想い人がいた。  幼馴染である水無瀬皐月(みなせ さつき)。ブラウンの髪に深紅の瞳、あどけない顔立ちにきめ細やかな白い肌。  明るい性格で、一緒にいる人すべてを和ませてくれる彼女。    遊ぶ時も何気ない日常も常に一緒。そんな彼女に惹かれてしまうのは必然だった。  いつしか、皐月は「頭のいい人が好き」と言っていたことを覚えている。  しかし、勉強を頑張り成績を上げても彼女は振り向いてくれない。  そんなある日。彼女は「都市学園に入学する」と言った。  都市学園とは都内中枢にある、日本屈指の進学校。  単純な学力以外に「頭の良さ」が求められる学園。この学園を卒業できれば将来は安泰。バラ色の人生が待ち構えているのだとか。  葵は、皐月につられて都市学園に入学することを決意する。  将来安泰など望んでおらず、一重に葵は皐月に好かれる為。 しかしこの少年、実はーーーー  これは少年が幼馴染に好かれる為に上を目指す頭脳戦×ラブコメディー!  是非、読んでいただけますと幸いです。

更新:2020/8/2

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